今後日本国内の人口は減少し、高齢化もさらに加速をしていきます。これから国内の消費が減っていくことは大きな課題であると言えます。既に、国内消費の飽和状態を感じている小売り業者の方は多いのではないでしょうか。これからは国内だけではなく、全世界の消費者も視野に入れるべきでしょう。
越境ECで海外販売を始めてみよう
ここ数年、越境ECという言葉を耳にする機会が多くなってきました。
ECとは商品やサービスをインターネット上のウェブサイトで販売する電子商取引の略称です。
つまり、『越境EC』は国境を越えて日本から海外の消費者に向けて、ウェブサイトを活用して製品を販売することになります。
なぜ今、越境ECをおすすめするのか?
経済産業省の市場調査によると、2017 年1年間の世界の越境 EC 市場規模は 5,300 億米ドルとなっています。
2016年と比較すると32.5%の伸びがあり、さらに東京オリンピックが開催される2020年までに現在の1.8倍の市場規模になると見込まれています。(表1)
さらに、越境EC利用者の多い米国や中国の購入先上位には日本が入っており、日本で越境ECを行うメリットが高いことが伺えます。
特に中国においては、2017年の中国消費者による日本の越境EC購入額が1兆2,106億円にのぼり、前年比25.2%増と大きく増加をしております。
出典:経済産業省発表資料
さあ、越境ECで海外販売の第一歩を踏み出そう!
越境ECにおける販売チャンスは理解できても、実際に始めるためにはいろいろな課題があることでしょう。
具体的には
・「英語はできないし、そもそもどう始めればいいのか分からない」
・「外国通貨でのやりとりや決済方法のリスクや不安」
・「海外購入者からの問い合わせ対応やトラブル対応ができない」
などが挙げられると思います。
そういった不安を取り除くために、海外の通販モールへの代理出品といったサービスを使用するのも良いと思います。商品が本当に海外で売れるのか、実際に出品をして試すことも、初期投資を抑えれば気軽にできるでしょう。
まずは、気軽に始められるサービスを活用して海外販売の第一歩を踏み出してみませんか?